チョッパーの在庫情報には、聞き慣れないパーツ名が並ぶことがあります。しかし、それぞれの名称と装着位置が分かると、写真を見るだけでも車両の狙いや全体のまとまりを読み取りやすくなります。今回はCPR MOTORの1979 SHOVELHEADを例に、フリスコチョッパーのシルエットを形づくる主なパーツを、車体の前方から後方へ順に紹介します。
ハンドルとフォークがつくる上半身の印象
この車両のハンドルは4インチのZバーで、4インチの汎用ライザーと組み合わせています。Zバーは、正面から見たときに中央から左右へ折れ曲がる形が特徴です。公開写真では、Nice! MotorcycleのPUNCHING GRIPを備え、ハンドルまわりを細くまとめていることが確認できます。
フロントには33.4mmの6インチオーバーフォークと19インチホイールを採用。さらに、1954年Fordのフォグライトを加工したヘッドライト、ハンバーガードラム、ケルシーヘイズ製リムが組み合わされています。ハンドルだけで判断せず、フォークの長さやホイール径、ライトの大きさまで一緒に見ると、前方へ伸びる姿勢をつかみやすくなります。
ハマータンクと角型オイルタンクが車体中央をまとめる
ガソリンタンクには新品のレプリカ・ハマータンク、オイルタンクには角型ホースシュータンクが使われています。ハマータンクは車体中央の目立つ位置に収まるため、横から見た輪郭だけでなく、上から見た車幅の印象にも関わるパーツです。
その下には1979年式1340ccショベルヘッドエンジンとS&SスーパーEキャブを配置。タンク、エンジン、オイルタンクを一つのまとまりとして見ることで、フリスコスタイルが重視するナローな構成を理解しやすくなります。写真を確認するときは、単体のパーツの新旧だけでなく、それぞれが車体の中でどの位置に置かれているかにも注目したいところです。
シートから後端までがつくる後ろ姿
リアまわりには新品のコブラシート、5インチリブフェンダー、銃剣シッシーバー、レプリカのルーカスタイプ・テールライトを採用しています。銃剣シッシーバーは高さのある縦の線をつくり、低い車体の後端に明確なアクセントを加えています。
リアホイールは18インチで、ケルシーヘイズ製リムとスターハブを使用。排気系には加工されたサンダーヘッダーが組み合わされています。横からの全体写真では、シート、フェンダー、シッシーバー、マフラーがどのようにつながって見えるかを確認すると、後ろ姿まで含めたデザインの意図が読み取りやすくなります。
まとめ
フリスコチョッパーを見るときは、Zバー、ハマータンク、コブラシート、銃剣シッシーバーといった名前を覚えるだけでなく、各パーツが車体のどこにあり、前後の部品とどう組み合わされているかを見ることが大切です。CPR MOTORの在庫ページでは、1979 SHOVELHEADの全体写真と各部の仕様を掲載しています。写真だけでは分かりにくい車幅やポジション、パーツの質感については、現車でご確認ください。