CPR MOTORの在庫に、1970 SHOVELHEAD|1200cc RIGID FRISCO CHOPPERが加わりました。ロサンゼルスのJay’s Motorcycleが製作した車両で、日本到着後は国内での実走と納車を見据えて各部の点検・調整・整備を行っています。今回は、公開中の車両情報から確認できるエンジンとミッションの整備内容を中心に紹介します。
1970年式1200ccショベルヘッドを点検
搭載されているのは、1970年式のShovelhead 1200ccエンジンです。車両は外装の経年感を残したオールドスクールスタイルですが、見た目の雰囲気だけでなく、走行を考えてエンジン内部にも手が入っています。腰上のガスケット交換と、シリンダー内部のホーニングを実施していることが、在庫ページに明記されています。
腰上はシリンダーヘッドやシリンダー周辺を含む部分です。ガスケット交換やホーニングの記録は、古いエンジンの状態を考えるうえで重要な情報になります。ただし、作業済みという言葉だけで車両全体を判断するのではなく、現車確認では始動時の様子、暖機後の状態、異音やオイルのにじみなどを一台ごとに確認することが大切です。
ミッションはトップカバーアッセンブリを新品交換
ミッションにはラチェットトップを採用し、トップカバーアッセンブリを新品へ交換しています。操作系は1.5インチのオープンベルトと新品のロッカークラッチを組み合わせた構成です。一般的な現行車とは操作方法が異なるため、部品構成だけでなく、発進から変速、停止までの操作手順も購入前に確認しておきたいポイントです。
Jay’s Motorcycleオリジナルのシフトノブとステップも新品で装着されています。古いエンジンや外装の質感を残しながら、操作に関わる部分へ新品部品を取り入れている点は、この車両の中身を理解するうえで見逃せません。
走行と電装に関わる新品部品
フレームは新品のV-TWIN製レプリカ・ウィッシュボーン。前後タイヤ、リアの油圧ドラムブレーキとスポーク、ガソリンタンク、エアクリーナー、ウインカー、ホーンも新品です。さらに、チェーン、配線、プラグコード、キーシリンダーが新品へ交換されています。
点火には新品のDYNATEKダイナSとDYNATEKコイルを採用しています。外装の傷や錆などは車両の表情として残しつつ、走行や電装に関係する部品を更新しているため、外観と整備内容は分けて確認すると車両の方向性が分かりやすくなります。
現車確認で整備内容と操作感を確かめる
初度登録は2026年、掲載時の走行距離は120kmで、車検は2029年4月までです。状態維持やメンテナンスにより、走行距離は今後伸びる場合があります。2人乗り登録で、車検証には職権打刻および後輪緩衝装置なしの記載があります。
現車確認は事前のスケジュール調整が必要です。整備項目を文章で確認したうえで、実車の始動状態、クラッチとシフトの操作感、リジッドフレームの車体構成を確認すると、購入後の乗り方を具体的にイメージしやすくなります。
まとめ
この1970 SHOVELHEADでは、腰上ガスケット交換、シリンダー内部のホーニング、ミッションのトップカバーアッセンブリ新品交換を実施しています。外装の経年感と、走行を見据えて更新された部品が共存する一台です。整備内容や操作方法を含め、気になる点は現車確認時にご相談ください。